日本酒の上手な買い方

日本酒を買うといっても、その銘柄や種類はとてもたくさんあります。せっかく選んだお酒が「ハズレ」にならないための上手な日本酒の買い方とは?


お店について

なるべく多くの銘柄を取り扱っている酒販店を選びましょう。また、店員さんの知識が豊富な店が安心できます。並べられているお酒の酒蔵名や場所、使用米や味の特徴などを詳しく説明してくれるような店員さんがいる店で購入することをおすすめします。


陳列場所について

まず店頭にずらっと並べているものの中からは買わない方がいいです。日本酒は直射日光や高温を嫌います。したがって店の中でも照明器具やエアコン吹き出し口のすぐ近くなどにあるものは避けるべきです。特に吟醸酒はデリケートなので、冷蔵庫の中のものを選ぶようにするといいでしょう。


精米歩合について

精米歩合とは、精米前の原料米の重さに対する精米後の白米の重さの比を百分率で表したもので、一般的に精米歩合の数値が低いほど高級なお酒と考えてもらってかまいませんが、その分値段も張ります。この数値だけでお酒の味が決まるわけではありませんので、店員さんに説明を求めてもらった方がいいでしょう。 精米歩合70%でも旨い酒はありますし、40%の大吟醸酒でもあまり旨くない酒もありますから一つの目安程度にした方が賢明です。


価格について

買う人それぞれの予算があるわけで、いくら出せば旨い酒という基準はありませんが、私の経験ではズバリ一升3000円。このあたりが旨い酒に出会う確率が高くなるラインだと思っています。もちろん2000円以下の酒にも旨い酒はありますし、10000円以上する酒にも「もうひとつ」といったものもあります。


BACK