古田重然関連書籍

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※司馬遼太郎「人斬り以蔵」(新潮文庫)中に短編「割って、城を」が、岳宏一郎
「花鳥の乱 利休の七哲」(講談社文庫)中に短編「美の巡礼」があります。

古田重然(ふるた しげなり) 1544〜1615

重定の子で中川清秀と従兄弟にあたる。左介、織部正と伝わるが、正しくは織部助。茶人として名高い。織田信長の臣で初め荒木村重の与力となるが、村重謀反時には有岡城攻めに加わった。本能寺の変後は秀吉に仕え、晩年はお咄衆を務めた。関ヶ原の戦いでは東軍に参じて加増されたが、大坂の陣の際に豊臣方内通を疑われて家康から切腹させられた。享年七十二歳。徳川秀忠の茶の師匠と伝えられる。

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