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山田道安
(やまだ どうあん) 1505〜1582
諱は順貞(としさだ)、民部大輔を称す。大和東山内(ひがしさんない)山田岩掛城主。妹が筒井順昭の室・大方殿で、筒井順慶の伯父に当たる。また画家としても有名で豪放闊達な水墨画で知られ、彫刻にも優れた技量を発揮した。永禄十年(1567)、松永久秀の焼き討ちにより損壊した東大寺の大仏を私財を投じて銅板で修復したことでも知られる。
画像は奈良県天理市の蔵輪寺にある道安の墓(右)。左は嫡子で辰市合戦において戦死した太郎左衛門順清の墓。
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