☆関連人物☆ 神屋宗湛(かみや そうたん) 1553〜1635 紹策の子で豊臣秀吉に目を掛けられた博多の豪商。博多を拠点に銀を独占して海外貿易を行い、巨万の富を築いた。茶人としても高名で、秀吉から所望されても断ったという名物唐物茶入・博多文琳を所持。北野大茶会では遅刻して周囲をやきもきさせたが秀吉は笑って許したという。文禄・慶長の役の際は兵糧の調達に奔走して秀吉に協力するが、関ヶ原合戦後には黒田藩の御用商人となった。著書に「神屋宗湛日記」がある。 写真は福岡市博多区の妙楽寺にある宗湛の墓で、法名は「惟清宗湛居士」。 |