人物編の2番手は前回に続き、戦国時代を中心に歴史に特化した曲を歌う女性ヴォーカルデュオ「さくらゆき」の一人である遠野ゆきさんをご紹介します。 ゆきさんは主に作詞を中心に一部楽曲の作曲も担当、またCDジャケットのデザインなども手掛けておられる「歴史系アーティスト」です。 好きな言葉は「しあわせはいつも自分の心が決める」、東京都在住。 |
〜歴史上の好きな人物について教えて下さい。 私が「戦国時代」に興味を持ったのは幼い頃で、父親が歴史ゲームをしていたのがきっかけでした。父親が口にする戦国武将を調べてみたりしたのが始まりだったと思います。 好きな戦国武将は、浅井長政公・明智光秀公・真田幸村公。戦国時代初期〜中期にかけてが一番興味があります。戦国武将の生き様は勿論、武将たちの趣味や政治等、調べてみるととても興味深い時代だと思います。 私は、人物の「死んだ理由」から調べていくのですが、それぞれに色々なエピソードがあって面白いです。勿論、史跡巡りも好きなので、時間があるときには相方のさくらと、たまにふらりと巡りにいっています(^^) 〜持ち歌の中で特にお気に入りの曲などありますか? 「さくらゆき」で一番好きな楽曲は、自分で作詞した石田三成公と大谷吉継公の友情を描いた「夢陽炎(ゆめかげろう)」。 思い出深い曲は、直江兼続公を描いた「雷霆(らいてい)の龍」。さくらゆきが初めて世に出した曲なので、それだけ印象が強いです。 〜ユニット結成のきっかけや、色々なエピソードなどあれば教えて下さい。 歌詞を紡ぐ際、実際に訪れた史跡や、町から生まれることが多いです。距離や、景色、風や太陽など自分も体験していると、歌詞にも魂がこもりやすくなります。でも、やはり全部の史跡をめぐることは難しいので、その時には出来る限りの資料を集めたり、現在その場所に暮らしている知り合いなどに話を聞いたりしながら書きます。なので、長宗我部元親公を描いた「満天星」の歌詞は、難産だったですね。高知県はなかなか簡単に行ける場所ではなかったので…。実際高知に行って歌ったとき、「満天星」に漸く魂が宿った気がしました。 〜最後に、今後の活動や目標についてお願いします。 戦国時代をテーマに歌を作ることが多い「さくらゆき」ですが、今後は色々な時代の「歴史」をたくさんの人に伝えていきたいです。 日本の言葉や風景の美しさ、歴史と和と音楽の融合を目指して頑張りたいと思います。 遠野ゆきさん個人ブログ→ レキモノブログ 歴者アーティストさくらゆき&小栗さくら公式HP
※直近の「さくらゆき」イベント情報: 2012年4月28日 11:00〜/18:00〜 「真田雁丸屋Presents『さくらゆき ファンの集い』」 場所:上田市内(1部:バスによる史跡巡り/2部「さくらゆきを囲む会」) 2012年5月3日 「〜もう一つの平清盛〜武将画の最高峰絵師 諏訪原寛幸の武将展」 場所:和幸ビル特設会場(JRユニバーサルシティ駅下車すぐ) 2012年5月5日 18:50〜 「BigBangBox2周年記念ライブ」 場所:池袋BigBangBox(JR池袋駅西口・北口より徒歩9分) 2012年5月20日 11:30〜/14:10〜 「たかまつ春の食と文化のフェスタ2012」 場所:サンポート高松多目的広場(JR高松駅北側すぐ) 2012年5月27日 11:00〜/13:00〜/15:00〜 「2012関ケ原 第1回笹尾山交流広場」 場所:笹尾山特設ステージ(雨天時は笹尾山交流館(旧北小内)特設ライブハウス ) ※上記CDのお求め・イベント等の詳細は 公式ホームページ でお願いします。 ※文章ならびに画像の無断転載は固くお断りします。 |