関ヶ原町歴史民俗資料館

関ヶ原町歴史民俗資料館


 関ヶ原といえば、まずはここ。関ヶ原町歴史民俗資料館、略して「歴民」。JR関ヶ原駅から北西へ約500mと比較的近く、家康最後の陣跡や田中吉政陣跡のある陣場野史跡と通りを隔てて隣接しており、また裏手には町立図書館と喫茶店のある「ふれあいセンター」もある。ここをはじめ町内に点在する主な史跡には無料駐車場が備えられており、車でも便利である。

歴史民俗資料館の館内  1F展示室に入って右手には関ヶ原合戦の大パノラマがあり、迫力ある音響で合戦のドキュメンタリーを味わうことができ、おなじみの「関ヶ原合戦図屏風」をはじめ、関ヶ原合戦にちなんだ興味深い武具・資料などがたくさん陳列されている。
 2F展示室にもいろいろな武具が多数展示されているので、お忘れなく。2002年は1月4日より特別展「三英傑と甲冑」を開催(12月28日まで)しているので、信長・秀吉・家康ファンの方はお見逃しなく。

関ヶ原町史  関ヶ原の土産は販売箇所が限られているので、ここのお土産品の中から、私の独断と偏見でピックアップしてみた。この他にもまだたくさんある。

 右は関ヶ原合戦の必読書『関ヶ原町史』。お値段は全5巻セットで¥17,500。現金書留で前納していただけば、着金次第送料着払いにて宅配も可能とのことで、購入を希望される方は一度同資料館までお問い合わせされることをお勧めする(お問い合わせ先は稿末に記載)。こればかりは、高いか安いかは買う人の主観によるが、他にも手ごろな価格の合戦関連の各種書籍が揃えられているので、ぜひ一度現地で御覧いただくことをお勧めする。

お土産お土産
 さて、一般のお土産。左側の写真の下左は「関ヶ原クリアフォルダ」¥100。上右は「関ヶ原かるた」¥1,500。
 右側の写真の上は「ミニチュア版・関ヶ原合戦図屏風」¥2,200。下左は「関ヶ原合戦図屏風ハガキ」¥500。下右は「関ヶ原下敷き」¥500。売れ筋の商品はとお伺いしたところ、「どれも片寄りなく売れています」とのこと。なるほど。

武将家紋入りぐい呑み  個人的に一番気に入った物が、この「武将家紋入りぐい呑み」¥800。これは「ガラスアート関ヶ原」という会社の製作によるもので、取材中に偶然ここの奥様とお話しさせていただく機会があり、参戦武将、特に平塚為廣の家紋についての色々なお話などを伺った。

 一番売れている武将のものはというと、家康・三成・大谷がほぼ互角、続いて島左近だそうな。お客さんの中には「西軍武将の分、全部下さい」とおっしゃったツワモノもおられるそうである。うーむ。。。

参戦武将千社札  一番手軽なのが、右の「参戦武将千社札」¥50。東西の参戦武将44人分が揃っており、色違いバージョンもあるので、好きな武将の札を携帯電話の裏にぺたっと・・・は、張らない方が良い(^ ^;

 書籍では「関ヶ原合戦図屏風」に関しては、新人物往来社刊『別冊歴史読本 戦況図録関ヶ原大決戦』(¥2,100)がお勧め。巻頭のカラーページで屏風に描かれた全武将について、ここの館長様自らの執筆で解説されている。これは全国の書店で買える(はずだと思うが・・・)。
 ビジュアル面で合戦を楽しみたい方には、岐阜新聞社刊(白水正編)『図説 関ヶ原の合戦』(¥1,890)がいい。何よりカラー写真を豊富に使用しており内容も結構詳しく、目で関ヶ原合戦を楽しみたい方には最適である。
 また『名所古跡 関ヶ原』(関ヶ原町歴史民俗資料館監修 関ヶ原町観光協会 ¥510)もお勧め。これは何より町内のほとんど全ての史跡が網羅され詳しく解説が付けられており、これを持って史跡巡りをすると、楽しさが倍増すること請け合いである。

 ということで、私個人が思うに、関ヶ原の第一歩はここから始められることをお勧めする。

 入 場 料:大人¥310 子供¥150
 開館時間:4〜10月は 9:00〜16:30、11〜3月は 9:00〜16:00。
 休 館 日:毎週月曜日、祝日の翌日
 お問い合わせは 0584-43-2665 関ヶ原町歴史民俗資料館 まで。

※これらの画像は撮影&掲載許可を頂いた上で公開しています。館内での撮影は禁止されています。


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