☆決戦地☆
決戦地
【所在地:関ヶ原町字一二の湯】
この辺りで東西両軍入り乱れての大混戦となったが、意外に西軍ことに石田勢は健闘していた。しかし、小早川・脇坂らの裏切りにより大谷隊は壊滅、勢いに乗った藤堂勢らは石田勢と戦っていた黒田・田中・生駒らの加勢に駆けつけた。ここに至って石田勢の敗色が濃くなるが、それでも「散ジテ復合フコト凡ソ七八回」(『関原合戦図志』)と頑張った。しかし蒲生備中・大膳らを失い、ついに敗走する。同書では一説に島左近もこのとき戦死したとしている。ここは戦いの最も激しかった一帯で、写真奥の高峰は伊吹山、左手前の小高い丘が三成の本陣・笹尾山である。

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