慶長三(1598)年のある日の景勝の風景
(毎回ストーリーが微妙に変わります)

直江兼続殿! 只今続々と軒猿より報せが参っております!
上杉景勝うむ。
直江兼続直答をさし許す。殿にお伝えせい。
軒猿の頭領はっ! この度の戦の裏には、どうも朝倉家の残党が暗躍しておるようで。念のためご報告まで!
上杉景勝ん? 何で朝倉が我等に刃向かうのかの。こりゃ狸の仕業じゃな。
直江兼続御意。手配りはこの兼続にお任せ下され。
上杉景勝・・・うむ。ところで、先頃遣わしたもう一人の軒猿は?
軒猿の頭領彼奴めは最近ボケておるようで、あまり当てにはならぬかと・・・。
直江兼続あの問題児めの報告は無茶苦茶でござる。それより、まず戦の準備を。
上杉景勝かまわん・・・呼べ。
直江兼続えーい、お気を害されても拙者は知りませぬぞ。誰か、かの者をここへ!

問題の軒猿を呼ぶ