☆毛利秀元陣跡(南宮山)☆
南宮山
【所在地:垂井町宮代】
南宮山は関ヶ原の東南にある標高419mの山で垂井町にあり、ここには西軍の毛利秀元・元政、吉川広家、福原広俊らが布陣した。ただ、山上には開けた部分は少なく、大軍が駐屯したとは考えにくい。おそらく山裾を含めて稜線伝いに南北に長く布陣したのではないかと推定される。写真向かって右が南宮大社方向で、この麓に吉川広家、続く山頂に秀元、その後ろに元政・福原の順で陣取ったのではないかと思われる。周知の通り毛利勢は遂に参戦せず、西軍にとって松尾山の小早川勢の寝返りに匹敵するダメージを与えることになる。

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